2.1 四大組織と細胞接着装置


概要

四大組織とは

組織とは、細胞が集まってつくられる構造のことで、 一定の役割を持っています。
たとえば、家でいうと柱や壁や壁紙、床などにあたります。

大まかな役割や特徴ごとに4つに分類した、ということです。

細胞接着装置とは

細胞同士をくっつけているしくみのこと。

細胞が集まって組織になるが、ただ集まっただけではバラバラになります。
細胞同士を接着させる仕組みが必要です。そのことです。

2.1 四大組織と細胞接着装置

動画

概要

  • 四大組織
    1. 上皮組織
    2. 結合組織
    3. 筋組織
    4. 神経組織

  • 細胞接着装置
    1. タイト結合
    2. 接着帯
    3. 接着斑(デスモゾーム)
    4. ギャップ結合
    5. ヘミデスモゾーム

テキスト版

四大組織

分類

上皮組織、結合組織、筋組織、神経組織の4つです。

大まかな特徴

  • 上皮組織
  • からだや内臓の表面を覆って区分けする、など。

  • 結合組織
  • 多くの役割がある。例えば保護、支持、免疫応答など。

  • 筋組織
  • 収縮・弛緩することで、動きを作る。熱を作り、体温を保つなど。

  • 神経組織
  • 情報を感知する、伝える、変化に適応するために指示を出す、など。

細胞接着装置

分類

  • タイト結合(tight junction)
  • 液体の移動を制限する。(液体が細胞の間を通らないようにする)

  • 接着帯
  • 動きに応じて細胞が離れるのを防ぐ。

  • 接着斑(デスモゾーム)
  • 隣の細胞へ突起を伸ばす。隣のデスモゾームからの突起に繋がり、
    デスモゾーム同士を結合する。
    反対側は細胞骨格についていて、細胞と組織の構造や安定性を補強する。

  • ヘミデスモゾーム
  • 細胞を基底膜に繋ぎとめる。

  • ギャップ結合(gap junction)
  • トンネル状になった構造でつながる。
    (厳密には接着しておらず、ごく狭い間隙が存在するようです)
    トンネルを通ってイオンの交流(=情報の交換)がある。
    神経系の情報伝達や心筋の同時収縮など重要な役目を持つ。